関西大弾圧により不当逮捕されたご家族のメッセージ

ご支援頂いている皆さま

この度は、大変お世話になっております。
下地様と同時に逮捕された”N"の息子でございます。

24日の集会から出席させて頂いておりますが、たった4日間(実質2日)でこれだけ大規模な院内集会を開催頂いたことに驚き、また感謝感激している次第です。本日は、誠にありがとうございました。
また、皆様が私の父を含む不当逮捕されたお仲間のために決起されている中、仕事の都合あり、最後までご一緒できなかったこととても心苦しく感じております。申し訳ございませんでした。

本日の勾留理由開示公判の様子について母から共有をうけました。
母は当然素人であり、被疑者の妻として不安を抱えてのことですので情報量が少ないですが、お許し願います。

・容疑は不退去と威力業務妨害で、鉄道法違反はなかったとのことです。
 (聞き漏らしかもしれません。)

・警察側としては、鉄道員の「靴を踏まれた」といった証言を証拠にしているようで、裁判官は具体的に防犯カメラの映像などを確認してはいなかったということです。

・弁護士の方からは、人権侵害の観点で海外の事例を踏まえながら熱心に訴えて頂きました。

・父は、東北での被災地ボランティアの経験とそこで原発の恐ろしさを身を以て体験し現在の活動に結びついた経緯、また、逮捕容疑である10月17日の活動は自身ですら忘れてしまっているくらいありふれた活動であったということなどをはっきりと説明しました。裁判官も特に東北ボランティアの経験には熱心にうなずき関心をもっていた様子だったということです。

大変少ない情報ですが、以上となります。

20日間という拘束は、たとえば私がその身となったとすれば、どのような容疑であったにせよ現職は手放さざるを得ず、これまで社会で培ってきたものすべてが抹殺される出来事だと思います。それがいとも簡単に、鉄道員の「くつを踏まれた」といった証言程度で拘束を実現できてしまうことにただならぬ不穏な空気を感じます。

父が昨年の東北ボランティアの帰りに東京近郊の我が家に立ち寄り、被災地の写真をみせて私に説明していた姿を思い出します。警察は過去の善行を調べたりはしないと思いますが、父が昨年東北や和歌山で私の知らない被災地のみなさまに施してきた行いと比して、いったい梅田でビラを撒き声をあげることがどれほどの罪に問われるべきだというのでしょうか。

95年の阪神大震災では建築機器メーカーで働いていた父が「これから復興で建築機器は利益が得られるから先に恩返しをしなくては」と休暇をだしてボランティアをしていました。
その父と、がれきの利権にむらがる人々とどう比較すれば今のような事態につながるのか、私には理解できません。

逮捕される数日前、父は私の息子へのクリスマスプレゼントの話を聞いてくれていました。
接見に行った母に、「約束の積み木を送ってやれなくて申し訳ない」と言っていたそうです。
今年の正月は兄の息子から欲しいものを聞いていたのに父はお年玉を渡して、お金を理解できない孫に大泣きされていました。5日後に迫った正月には父が今年のリベンジを果たして孫の大喜びする姿を一緒に笑ってみられることを願っています。

我々家族は、御支援者のみなさまのおかげで、父が誰かに迷惑をかけて逮捕されたわけではないことを重々承知しておりますので、悲壮感や悲しみに打ちひしがれるでもなく、現実をみつめることができています。

明日の不起訴、また、それ以降も皆様にお世話になるかと思います。
引き続き、何卒よろしくお願いいたします。


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『反原発運動弾圧に断固抗議する!』

 この秋以降、関西で起きている反原発運動への警察犬力の介入、運動参加者の不当逮捕、検察による起訴の状況は、戦前の治安維持法による社会主義者への逮捕・拷問の歴史を彷彿させます。
 東日本大震災に伴う福島の原発事故で、多くの住民が故郷を追われました。
 放射能汚染はずっと続いたままです。
その後始末はもとりより、原子炉内部の実態さえつかめないのが今の状況です。
 今日、原発推進者たちは大飯の再稼働を突破口に、他原発の再稼働を渇望し、その道を進みつつあります。
 その危険性をまじめに考え合法的に抗議行動を行っていた善良な市民が警察に多数逮捕されるという異常事態が関西で発生しました。
 東電などの自己責任は反古にされ、真剣に原発の危険性を訴えてきた善良な市民が逮捕・起訴されるという本末転倒がこの国で今起きています。
 非暴力で行っている反原発運動の弾圧は、民主主義への重大な挑戦でもあります。
 反原発の声を上げれば、逮捕の危険さえ生まれるのが現状です。
 警察と検察による善良な市民弾圧を直ちに止めるよう、国民の皆様に訴えます。

平成24年12月27日  息子が逮捕・起訴された父親より


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支援者の皆さま、また本日お集り頂きました皆さま、このような機会を頂きまことにありがとうございます。
心より感謝しております。
この度の父への突然の逮捕は家族一同、誠に驚き当惑しております。

父は私が幼い時から弱者の立場にたつことを教え、95年の阪神大震災では、当時父が勤めていた会社に休暇を申請し、数週間にわたってボランティアを行っておりました。
その姿勢は60歳を過ぎた今も変わらず、昨年の大震災では大阪から複数回にわたり東北の現地を訪れボランティア活動をし、かたや和歌山で災害が発生すればそちらにも駆け付け救援活動を行っておりました。

父には私の息子を含め4人の孫がおり、もうすぐ5人目の孫の出産をひかえております。
そのような父が、孫の世代を思い、安心できる社会を望んで必死に世間に呼びかけていたところを突如逮捕されました。
12月9日の家宅捜索では、一般家庭に7人もの警察官が踏み込み写真をとり私物を押収しました。
これまで弱者を思い行動してきた父が警察官の指示で腰に縄をまかれ連行されました。
同じく60歳を過ぎた母が事情をつかめず立ちすくんでおりました。
孫に囲まれて楽しいクリスマスを過ごす予定だった父はプレゼントを買う事もできず今も見張られた生活をしているのです。

原発やがれき受け入れのような国民の健康に重大な影響があるかもしれない決定が下される時に、官邸前や梅田の中心で国民の必死の叫びが鳴り響かない社会はむしろ不気味ではないでしょうか。
ごくごくありふれた私たち家族は、原発やがれきの受け入れの複雑な論点を主張する術(すべ)はございませんが、弱者の立場にたって実際に行動し、人に危害を加えるでもない父が自由に意見を主張できる社会こそが民主主義であり平和な社会だと痛感しております。

社会的には名も無き父ですが、家では大切に慕われる父であり祖父です。
「見せしめ」として逮捕した無名の国民にもその帰りを待ち心配しているたくさんの家族や友人がいます。
父の即時釈放を待ち望んでおります。
皆さまのご支援、誠にありがとうございます。


(署名) 放射能拡散に反対する市民を支援する会
http://keepcivicactivity.jimdo.com/





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