規制庁審議官が日本原電に敦賀原発活断層報告書案を漏えい 

規制庁審議官が日本原電に敦賀原発活断層報告書案を漏えい 
2013/2/1

ウォール・ストリート・ジャーナル
規制庁審議官、公表前資料渡す=敦賀活断層で日本原電側に
http://jp.wsj.com/article/JJ11294031120288364623717370476691053721561.html
 原子力規制庁の名雪哲夫審議官が、日本原子力発電敦賀原発(福井県敦賀市)の活断層に関する公表前の資料を、同社幹部に渡していたことが1日、分かった。規制庁は同日付で名雪審議官を訓告処分とし、文部科学省に出向させる人事を発令した。
 規制庁によると、名雪審議官が渡したのは、1月28日に敦賀原発の破砕帯に関する評価会合で公表される予定だった取りまとめ案の草稿。
 名雪審議官は1月22日に日本原電常務ら3人と面談した際、草稿を渡していた。規制庁は翌23日に事実関係を把握し、内部調査を続けていたという。
 名雪審議官は原発の地震や津波の対策を担当していた。
[時事通信社]


東京新聞
敦賀原発活断層報告書案を漏えい 規制庁審議官が日本原電に 
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013020101002020.html
 原子力規制庁は1日、日本原子力発電敦賀原発(福井県)の断層調査をめぐり、原子力規制委員会調査団の評価会合前に、日本原電側に報告書案を渡していたとして、同庁の地震・津波担当審議官を訓告処分とした。
 東京電力福島第1原発事故で対応を批判された旧原子力規制組織を改編し、昨年9月に発足した規制委は高い独立性と透明性をうたっているが、いまだに事業者側との癒着を断ち切れない実態が明らかになった。
 規制委の調査団は昨年12月、敦賀原発の現地調査で地層のずれを発見。今年1月28日に開いた会合で、2号機直下を走る断層が「活断層である可能性が高い」との報告書案を提示した。
(共同)


記者会見


一部書き起こし

(18:20)
記者A:
何故渡したのか全然わからないのですが、
どういうやりとりで、何を思って渡したのですか?
渡して良いと思ったのですか?
森本英香次長:
すごく端的に申し上げれば、渡していいと考えたということでございます。
記者A:
原電から求められて、渡していいやとなったのですか?
森本英香次長:
本人は、「評価会合の議論をより実りのあるものにする意識のもとに資料を渡した」と言っています。
それゆえに、軽率であると考えています。
記者A:
「議論を実りのあるため」というのがわからないのですが。
森本英香次長:
私にもわかりません。
記者A:
次の日に軽率だった気づいたのですか?
森本英香次長:
基本的にそうだと考えています。
記者A:
原電から求められたということですか?
森本英香次長:
そこも、本人から明確にしておりません。
記者A:
明確にしていないし、明確にする必要もないと。
森本英香次長:
はい。

(22:30)
記者B:
話し出して原電から求められたのか?
それとも自発的のお渡ししたのか?
どちらですか?
森本英香次長:
それはわかりません。
記者B:
何故わからないのですか?
森本英香次長:
この問題は名雪審議官本人の規制庁としての自覚の問題であり、それにたいしては、内規あるいは更迭ということで、処分をしたいと考えています。
記者B:
処分はいいのですが、原電が非公開の資料をくれと言ったかもしれないじゃないですか?
森本英香次長:
承知しておりません。
記者B:
言ったかどうか調べないと、その次の段階に進まないじゃないですか?
それは調べないのですか?
森本英香次長:
調べる予定はありません。
記者B:
なんでですか?
森本英香次長:
本件は名雪審議官の個人の過ちであり、かつ個人の軽率な行為、内規違反として理解しております。
記者B:
原電が不正をしていないということを、規制庁として規制委員会として、保証しているということですね。
森本英香次長:
いいえ。
記者B:
保証できないのであれば、何故それを調べないのですか?
森本英香次長:
その必要はないと考えています。
記者B:
何故、その必要はないのでしょうか?
森本英香次長:
何べんも申し上げてますけれども、本件は名雪審議官がいわば、規制庁としての自覚のない行為をしたいうことをもって処理したいと考えております。
記者B:
不正があったらどうするのですか?
森本英香次長:
不正があったというは、どういう意味でしょうか?
記者B:
なんらかの金品の授受とかあったかもしれないし、非公開のものをくれと言ったかもしれないじゃないですか?
森本英香次長:
金品の授受はないと本人から聞いてございます。
記者B:
非公開の件はどうですか?
森本英香次長:
それは承知しておりません。
(ここで質問を打ち切られる)

上記のような質問を記者は何度も聞いていますが、まともに答えていません。
この記者会見は見る限り、規制庁として調査する意思がないことが、よくわかります。


日本原子力発電株式会社のコメント
http://www.japc.co.jp/news/press/2012/pdf/250201.pdf

先ほど原子力規制庁において臨時記者会見が行われた。その中で、1月28日の第2回評価会合での評価書案のドラフトが当社に事前に渡されていた旨の説明がなされた。
当社としては昨年12月10日の第1回評価会合以降5回、原子力規制庁の名雪審議官と面会し、評価会合において当社の意見を表明する機会を与えてほしい旨など手続的な事柄についてお話をしている。
具体的には、①今後のスケジュールや進め方、②幅広い専門家の意見も聞いてほしい旨、③当社の意見を述べる機会を与えてほしい旨などである。
その中で昨年12月21日の面会の際に、当社より、評価会合において評価書案について当社が意見を表明する機会を頂けるのであれば、その場での評価書案の初見では正確な反論はできないので事前に評価書案の内容を教えていただきたいとのお願いをしたことはある。それに対し審議官からは、委員の先生方の了解が必要であり、相談するとのことであった。また、本年1月11日に面会した際にも先生に了解を得られれば、提示可能であり、プロセスとして必要と説明すれば了解は得られると思うとのことであった。
その後本年1月22日に、当社から「敦賀発電所敷地内破砕帯に関する当社の考え方について」を事前にお届けしたいということで面会のアポイントを取り、同日午後、審議官と面会した。その際に、審議官より評価書案のドラフトを渡されたので、当社としては委員の先生方の了解が得られたものと考え、持ち帰ったものである。
当社においては、持ち帰った評価書案のドラフトは、担当部門の少数の社員の目には触れたが、これにより何らかの働きかけをするなどの行動は一切とっていない。また、審議官と庁舎外で面会したことも、接待や金銭の供与を行ったことも一切ない。
以 上


上から目線のコメントです。
不祥事を起こしたという意識はないでしょうか。






コメントの投稿

非公開コメント

IWJ
岩上安身責任編集 – IWJ Independent Web Journal
プロフィール

金吾

Author:金吾
twitter: kingo999

カテゴリー
カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
最新記事
検索フォーム
リンク
amazon
おすすめ記事