吉見義明教授「史実から問う、従軍慰安婦問題」

20130524 報道するラジオ「史実から問う、従軍慰安婦問題」


吉見義明教授(中央大学)の要約

1.
国際的には、どんな形で連れてこられたのせよ、慰安所で本人の意思に反する強制があれば、それでアウトだ。
そこのところが、橋下さんにしても安倍首相にしてもお分りになってない。

2.
軍や官憲が暴力的に連行した事実もある。
スマラン事件(抑留所に収容されているオランダ人女性たちを無理矢理連行して来て、軍慰安所に入れた)を橋下さんや安倍さんが、知らないことがおかしい。強制連行の資料はある。

3.
慰安婦たちは、
 居住の自由がない
 外出の自由がない
 拒否する自由がない
 自由廃業の権利がない。
この4つの自由がなければ、自由意思で軍人の相手をしたとはいえない。

4.
公文章によれば、慰安所は軍の施設としてつくられた。
・軍が慰安所をつくると命令だす
・軍が建物を用意する
・植民地の場合、女性を集めるのは軍が選定した業者
・女性の移動は軍がおこなう
・慰安所の規則は軍がつくる
・料金は軍が決める
・何曜日はどの部隊というのも軍が決める
・衣服・食料・衛生用品は軍が払い下げる(無償の場合もある)
・性病のチェックは軍医がおこなう
防衛省の防衛研究所に資料はある。

5.
連行のケース
・一番多いのが、騙して連れていく(慰安婦がどんなものが教えない)
・人身売買
当時の法律でも犯罪。
軍は知っていたが、逮捕しないで見逃した。

6.
ドイツ軍に似たようなシステムがあったと言われている。それ以外の国では、なかったのではないか。
米軍は、軍隊の周りに売春宿があったが、軍は直接かかわっていない。軍は女性を集めていない。





コメントの投稿

非公開コメント

IWJ
岩上安身責任編集 – IWJ Independent Web Journal
プロフィール

金吾

Author:金吾
twitter: kingo999

カテゴリー
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
最新記事
検索フォーム
リンク
amazon
おすすめ記事