外部被曝も内部被曝もシーベルトが同じだと体の受ける影響も同じだと言う市政アドバイザー

だて復興・再生ニュース第5号(25年8月22日)
http://www.city.date.fukushima.jp/kouhou/pdf-fukkou/fukkou5.pdf

だて復興ニュース第5

 原発事故以来、内部被ばくを心配させる情報が溢れ出し、中には、福島の農作物を毒と決めつける有名大学教授の心無い非難までありました。 それらの情報は、主に反原発運動家の流したデマだったのですが、責任ある立場の人たちがきちんと反論してこなかったため、今でも影響を受けている方を見かけます。
デ マの多くは、冷静に考えれば誰でも誤りを見破れるようなものです。
たとえば 、「 内部被ばくは放射線を体の中から受けるので、外部被ばくより危険だ」という主張は、細胞には自分の受けた放射線が体の中から来たか外から来たか分かるはずがないことに思い当たれば、間違いだと分かるでしょう。 内部被ばくも外部被ばくもシーベルト単位で表した量が同じならば、体の受ける影響も同じです。


シーベルトが同じであれば、人体への影響は同じであるというのは、ICRPのリスクモデルの考え方です。
しかしこのリスクモデルには、問題があります。
シーベルトというのは、1kgあたりの人体の影響を示したものです。
体を突き抜けるγ線であれば、外からでも内からでも同様の影響を受けるでしょうが、α線やβ線の場合だと違ってきます。
α線を出すプルトニウムは体内での飛距離は約40ミクロン。
β線を出すセシウム137の体内の飛距離は1ミリ弱です。
臓器の1kgに均等に被曝するのと、40ミクロンや1ミリの周囲だけ集中的に被曝するのは、人体への影響が同じはずはありません。
放射性物質に接している極一部の細胞だけが、連続して放射線の影響を受けるのです。
そこから細胞に異常がでやすくなるのは容易に想像がつきます。
手のひら全体で胸を押しても、痛く感じませんが、同じ力を集中させ針で胸を刺すと強烈な痛みを感じるのと同じです。
ICRPの科学部編集局長を20年務めたJack Valentin博士は、辞職後に、「内部被曝による被曝は900倍も過小評価されている可能性がある」と語っています。

一方的に安全論だけを流すのではなく、反論もあるのですから、それもきちんと情報として伝えてほしいものです。





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