秘密保護法の採決に反対して、傍聴席から靴を投げ込んだAさんのメッセージ

以下、Aさんのメッセージ

 みなさん。私は、特定秘密保護法を、断じて許すことができません。
 たった一つの法律が、日本国憲法の三大原則である国民主権、平和主義、基本的人権の尊重を揺るがしてしまうのです。
 戦後約70年続いてきた平和な日本、これを支えてきたのが日本国憲法だと思います。ところが、ぽっと出てきた好戦的な総理大臣が、私たちが築いてきた70年間の平和をくずそうとしています。これを許すわけには絶対にいきません。

 私は、12月6日の夜、日比谷野音から何千人もの人たちが秘密保護法の裁決反対を訴えて国会に向けて大行進してきたのを見て、本当に心から感動しました。そして、これは今夜、日本初の市民革命が起こると確信しました。
 その盛り上がりを一緒に見た仲間も、「これだったら、公明党が通常国会で法案を出し直しましょうと自民党に言うはずだ」と言いました。
 私は、その時の様子を見て、政府が強行採決をしてもしなくても、高まった世論の力によって安倍内閣を倒せると感じました。

 しかし、現実には、国民の気持ちや心からの怒り、願いを感じ取る感性が全くない安倍首相の愚かな決断により、私たちの気持ちは踏みにじられ、本会議で強行採決されてしまいました。
 私は、どうしてもこれが許せず、何日も何日も朝から晩まで「秘密保護法反対!」を叫び続けている仲間の気持ちを思えば思うほど、この強行採決を黙って見過ごすわけにはいかなくなりました。
  自民党議員がおそろしく下品なヤジを叫ぶ中で、私たち傍聴者にはヤジどころか拍手すら許されていません。この状況では、与党の議員が、“我々が主人であ り、国民は我々の下にあるのだ”と勘違いしても仕方がありません。事実、与党議員のおごり高ぶりをこの目で見て、それは目に余る耐え難いものでした。

 私は、秘密保護法廃案を心から願う日本中の心ある仲間たちと世界中で心配してくれている友人たちに「私たちは絶対にこの強行採決を許さない!」というメッセージを伝えたいと思いました。また、私たちの怒りがどれほど強いものかを与党の議員たちに伝えたいと思いました。
 そのために、傍聴していた私は、やむにやまれず自分の靴を本会議場に投げ込んだのです。

 どうぞ、皆さん、私の気持ちを理解して下さい。
 そして一日も早く私が自由になり、秘密保護法を廃案にする運動に皆さんととも関わることができるように力を貸して下さい。心からよろしくお願いいたします。

2013年12月7日





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