深草徹弁護士による秘密保護法の問題点をえぐる5つのメス

深草徹弁護士の12月17日の講演趣旨

第1には現行法制と行政部内の秘密管理システムのメス。
現行法制によって秘密保護に支障をきたしているどころか、むしろ過剰に保護されている。法律を新たに制定するべき必要性、相当性がない。

第2には憲法のメス。
秘密保護法は、
憲法21条の表現の自由・知る権利を侵害し、
憲法31条の罪刑法定主義(明確性の原則と犯罪と刑罰の均衡性)に反し、
憲法19条・13条の内心の自由・プライバシーの権利を侵し、
憲法前文・9条の平和主義に背馳する。

第3には秘密保護法の真の狙いというメス。
秘密保護法がどの国ももっている国家秘密の漏えい、スパイ活動を防止するという単純な目的ではなく、治安機構の肥大化、集団的自衛権容認という安倍政権のめざす国づくりの一環である。

第4には外国法制のメス。
秘密保護法は、外国法制、とりわけ米国の制度に比べて著しく杜撰であり、穴だらけであるし、秘密の範囲が無限定、犯罪となる行為や人的範囲が広すぎる。

第5には歴史と未来展望のメス。
秘密保護法は歴史に学ばず、世界の発展方向(ヨハネスブルグ原則やツワネ原則)に反する。





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