海水の温暖化の原因は原発だった。原発停止で海に生物戻る

原発は、造られたエネルギーの3分の1しか電気に変えずに、残りの3分の2は海水を温めています。日本の原発は、日本の川を流れる水の4分の1に相当する量を7℃温めて海に戻しているのです。
原発の停止で、日本の海が蘇っています。

西日本新聞より
原発停止で海に生物戻る 佐賀・玄海、温排水減少で [佐賀県]

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/saga/article/73566
 運転停止が続く九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)のそばの海域で、生態系が変化している-。独自に潜水調査した地元のダイバーが明らかにした。キビナゴやギンガメアジなど南方系の魚がいなくなり、稼働時には見られなかったコンブ科の海藻が育っているという。研究者は「原発からの温排水による海水温の上昇が止まり、本来の生物が戻ってきた」とみる。
 調査したのは佐賀県唐津市のダイビングショップ経営浪口志郎さん(67)。2月26日、玄海原発1、2号機の放水口から沖に約5メートルの海中をビデオ撮影。原発が4基とも稼働していた2006年の同じ日に、同じ場所で撮影した映像と比較した。
 8年前はむき出しだった岩肌には、南方系の魚が好んで食べていた海藻が育ち、海底にはナマコやアワビ、サザエも。泳ぐ魚はメジナやクロダイなど周辺の海域とほぼ同じだった。
 九電によると、原発ではタービンを回す蒸気の冷却に海水を使い、その過程で最大7度上昇した水を海に戻す。原発稼働時の温排水放出量は1、2号機で毎秒74トン、3、4号機は同164トン。原発停止中も使用済み核燃料を冷却させるが、温排水の量は少なく、温度も海水とほぼ変わらない。
 京都大学舞鶴水産実験所長の益田玲爾准教授(魚類心理学)は「原発稼働時、近くの海水は周辺より約2度高い。関西電力高浜原発(福井県)のそばに潜っても、南方系の毒ウニが死滅し、特産のムラサキウニが増えていた」と話す。
=2014/03/05付 西日本新聞朝刊=



小出裕章さん講演 エコ&ピース月刊誌 Actio1252号(2007年9月25日発行)
何より温暖化対策を真剣に考えるのならば、膨大な温排水を出している原発こそ真っ先に停止すべきです。
100万キロワットの原発の原子炉の中では、300万キロワット分のエネルギーが出ています。
電気になっているのはたった3分の1で、残りの200万キロワット分のエネルギーは海に棄てています。
私の恩師である水戸巌さんは、
「原子力発電という名前は正しくない。正しい名前は『海温め装置』だ」と指摘されました。
私はこれを聞いて、目から鱗が落ちる思いがしました。
確かに原発のエネルギーの3分の2は海に棄てられ、海を温めているのですから
「海温め装置」と呼ぶのが正当です。
これは海の生物にとっては大迷惑な話です。
100万キロワットの原発1基は、1秒間に70トンの海水を7℃温めます。
東京の主要河川である荒川でも、1秒間に30-40トンの流量だと思います。
1基の原発は、荒川以上に巨大な川の水を7℃も温めて海に流しているのです。
日本にある55基の原発全体からは、1年間に1000億トンの温かい水が排出されます。
日本全土に降る雨の量は1年間で6500億トンで、そのうち川に流れるのは4000億トンです。
つまり原発は、毎年日本の川を流れる水の4分の1に相当する量を7℃温めて海に戻しているのです。
温暖化対策を真剣に考えるなら、炭酸ガスを問題にする前に
真っ先にこの「海温め装置」を止めるべきです。
(小出裕章)





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