公明党・石井政調会長の「原発ゼロをめざす、再生可能エネルギー割合、もんじゅ廃止」についての公約破棄の弁明

<東京新聞>
自公「脱原発」公約破棄 政府エネ計画 正式了承
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014040902000130.html
 自民、公明両党は八日の与党政策責任者会議で、中長期のエネルギー政策の指針となる「エネルギー基本計画」の政府最終案を正式に了承した。与党協議は一カ月間にわたったが、「原発は重要なベースロード電源」と位置付けた政府の原発推進路線への逆戻りを追認しただけだった。政権復帰した二〇一二年の衆院選で両党が掲げた「脱原発依存」の公約破棄は明白になった。 (城島建治、横山大輔)
 政府原案の是非を議論する自民、公明両党のワーキングチームは三月七日から議論を開始し、六回の会合を重ねた。だが、原発の再稼働に歯止めをかけるべきだとの意見はほとんど出なかった。
 一二年衆院選で「一年でも早く原発ゼロを目指す」と公約した公明党も、再稼働には異論を挟まなかった。修正を求めたのは原発の代替エネルギーとして、再生可能エネルギーの数値目標を盛り込むことや、使用済み核燃料の再利用の見直し、高速増殖原型炉もんじゅの廃止だった。
 いずれも衆院選や参院選で、脱原発依存とともに「三〇年に再生可能エネルギーの割合30%を目指す」「もんじゅを廃止する」と公約していたからだ。しかし、使用済み核燃料の再利用は見直されないまま政府案を了承。再生エネについても、本文でなく脚注に三〇年に「20%」の数値を明記し、本文でそれを「さらに上回る水準を目指す」とした政府の譲歩案を受け入れるにとどまった。
 自民党は衆院選公約で「原子力に依存しなくてもよい経済・社会構造の確立を目指す」と、将来的には「脱原発依存」を目指す考えを示していた。党内の脱原発を目指す議員からは、公約違反の政府原案に修正を求める意見も相次いだが、こうした批判は党内の大勢とはならなかった。


公約違反_エネルギー基本計画


公約違反に対する弁明(公明党・石井政調会長)



1.「原発ゼロをめざす」という言葉が入っていない。
20年後を視野に入れて、5年間の政策を示すということなので、5年間で原発ゼロにすることは現実的でないから。

2.マニフェストでは「再生可能エネルギーは2030年に総発電量の30%の目標」。しかし、2030年に20%を上回る水準になっている。
マニフェストは25%の節電をして、7500億キロワット時の30%だから、2250億キロワット時となる。しかし、政府の計算では、2030年の20%は2140億キロワット時だから、あまり変わらない。

3.もんじゅは廃止だったのが、継続になった。
増殖の研究の施設としてのもんじゅは廃止する。しかし、政府においては、放射性廃棄物を減らしたり、半減期を大幅に減らす研究をするということで理解した。


疑問に思ったこと。
1.原発ゼロについて
再生可能エネルギーの割合に関しては、2030年の目標のことを言っているのに、原発ゼロは5年先ではできないので記載しなかったでは辻褄が合いません。
しかも、マニフェストでは、「1年でも早く原発ゼロをめざす」と言っているのに、エネルギー基本計画では「原発は重要なベースロード電源」となっている。これでは180度の転換です。
そもそも、現在は稼働している原発はないので、原発ゼロが現実です。
公明党は、何のために原発を稼働するのでしょうか?
日曜討論(2014年2月16日放送)で、石井政調会長は、「貿易赤字の解消のために原発再稼働するのではない」と言っています。
それなら、何のために、原発再稼働するのか説明すべきです。

2.再生可能エネルギーの割合について
25%の節電をおこない、再生可能エネルギーを総電量の30%するのが公約なら、25%の節電をするという公約を破っています。

3.もんじゅについて
使用済み核燃料の再利用をやめて、もんじゅを放射性廃棄物を減らす研究のために使うというのなら、わからないこともありませんが、公約である使用済み核燃料の再利用の見直しをしないで、もんじゅの継続はありえません。
そもそもプルトニウムを増殖させる高速増殖炉で、プルトニウムを減らすことができるのでしょうか?


<追記 2014年4月11日>
もんじゅを放射性廃棄物の研究目的に転用するのは、もんじゅが正常に稼働することが前提だそうです。
高速増殖炉として稼働できないから、放射性廃棄物を減らすための実験用にする、というのは根本から間違えているようです。
『文科省は高速増殖炉としてのもんじゅを諦めたのか』





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違憲・違法の「解釈改憲」犯罪による売国集団自衛権行使は亡国の途:

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本年4月に米韓空軍のF15が合同大演習で北を軍事挑発した。毎年数回の米韓合同軍事大演習で北朝鮮と軍事紛争になって、日本軍が米軍支援で北を攻撃したら、 北朝鮮は露が供与した電磁パルス兵器による攻撃で日・米を壊滅させうる。  日本はテポドンの射程内にあることが、既に北の発射実験で実証済みだ。 
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